お葬式の選び方
悔いのないお見送りのために
お葬式をする意味
最後にわが子にしてあげられること
これまで共に暮らしてきた家族ですから、きちんと弔ってあげることも飼い主さんの重要な役割です。 別れはとても辛いことですが、たくさんの思い出を残してくれたわが子に感謝の気持ちを込めてお葬式をあげ、供養してあげましょう。
飼い主さんにとっての「心の整理」
お葬式(火葬)の準備からその後の供養まで、時間をかけて段階を踏みながら儀式を行うことは、わが子との対話であると同時に飼い主さん自身の心を見つめることでもあります。焦る必要はありません。悲しみを我慢する必要もありません。ゆっくりご自身の気持ちと向き合ってください。
お葬式の種類と特徴
※こちらで紹介するのは一般的な流れです。霊園によって内容や呼称が異なる場合もありますので、詳しくは各霊園にご確認ください。
立会個別火葬
最後のお別れまで見届けられ、ご家族自身でお骨上げできる。
立会個別火葬の特徴
- お別れのセレモニーを行い、出棺を見届けられます。
- ご家族の手によるお骨上げができます。
- お葬式当日に返骨でき、自宅に連れて帰ることも可能です。
- 火葬中は、ペット霊園にてお待ちいただきます。
受けつけ
霊園の専用車が自宅までお迎え。またはご自身で霊園へ。
セレモニー
セレモニーホールや火葬炉の前でお別れ。
火葬
火葬中は待合室にて待機。
お骨上げ
ご家族の手でお骨上げ。
納骨・返骨
納骨堂へお預け。または自宅へ連れ帰る。
セレモニーとは
専用のセレモニーホールや火葬炉前にてお別れの儀式を行います。ご家族と共に思い出を振り返り、わが子とふれあう時間を過ごしていただけます。 祭壇を設け遺影や生花を飾り、僧侶による読経や、足跡のスタンプを残す等の儀式を行うことも可能です。 儀式の内容はそれぞれの霊園やプランによって様々なので、予め基本料金に含まれるものとオプションとなるものを確認しておくことが大切です。
お骨上げとは
ご家族の手で火葬後のお骨を骨壷に納めることです。仏教では重要な儀式であり、三途の川の橋渡しをするという意味から箸が使われています。 スタッフが部位を説明してくれるので、共に声を掛け、思い出を語りながらこの儀式を行うことができます。人と同じように喉仏の骨を最後に納めます。
一任個別火葬
ご家族に代わりペット霊園のスタッフが心を込めてお見送り。返骨してもらえる。
一任個別火葬の特徴
- 霊園に出向くのが難しい場合や、時間がないときに便利。
- スタッフがご遺体をお預かりし、火葬後に返骨します。
- 納骨堂に納めることも、ご自宅で供養することも可能。
- セレモニーの立会いや出棺を見届けることができません。
- ご家族の手によるお骨上げができません。
お預かり
霊園のスタッフが自宅に伺いご遺体をお預かり。またはご自身で霊園へ。
火葬
単独火葬。お骨上げはスタッフが行う。
納骨・返骨
納骨堂へお預け。または、ご自宅へ連れ帰る。
合同火葬
他のどうぶつと一緒に火葬。霊園の合同墓地で永眠できる。
合同火葬の特徴
- 他のプランに比べて価格を抑えることができます。
- 他のどうぶつたちと一緒に眠ることができるので寂しくありません。
- セレモニーの立会いや出棺の見届け、お骨上げを行うことができません。
- お骨を引き取ることができません。
お預かり
霊園のスタッフが自宅に伺いご遺体をお預かり。またはご自身で霊園へ。
火葬
他のどうぶつと一緒に火葬。
埋葬
合同墓地へ埋葬。